留学レポート 一年で成長したこと


私は一年間アメリカのメイン州に派遣された。たくさんお話ししたいことがありますが、すべて話していると夜が明けるので一つのことについて書こうと思う。それは自分の中で変わった価値観だ。

さて、早速だが本題に移ろう。まず、私が留学して良かったと思える理由だ。日本では勉強、部活、食べて、寝る、というつまらない人生を送っていた。特に、私の場合は10時に寝るので勉強時間の確保に苦労していた。
 しかし、向こうでの生活はまるで違った。勉強はほぼしない、部活は2時間となっているが1時間では終わる。そして遊んでいるのだ。これだけを聞くと、ただの怠け者にしか聞こえない。だが、これの素晴らしい所がある。
 日本でとても忙しかったため、向こうでの生活は毎日が休日である感覚であった。なぜこれが素晴らしいかというと、このゆったりした生活は自分の将来を考える時間をくれたのだ。日本でとても忙しい日々を過ごしていたので、そんな事は全く考えられなかった。
そして自分の本当にやりたいことを見つけた。それは、小さい頃によくやっていたことで、親には“原点に還ったのか?”と言われた。これは自分を勉強の世界から遠ざけ、人間生活をしたから生まれた結果だと私は思っている。要するに、勉強では絶対的に得られないこと、将来のこと、を自然に考えられる。
“将来、自分は何がしたいのだろ?”と考えたことはありませんか?留学はその答えを見つけられる大きなチャンスになると思いますよ。 つまり、自ずと出てくるものだと思う。

もう一つ、私は休学扱いであったため一つ下の学年に下がる。行く前はそれが嫌で仕方なく何とかできないかと思っていた。しかし今帰ってきて思うことがある。下の学年でよかった。なぜなら、もし元の学年に戻ったら高3で受験生になる。そうすると、自分が本当に行きたい大学に行けなくなる可能性が大だ。また、元の学年に戻ろうとして日本の勉強を向こうでしてきたらどうなっただろう?向こうの生活は勉強に追われ、つまらない生活を送っていたはずだ。そんなことでこの体験を台無しにしないでほしい。
※元の学年に戻ると決まっている人も向こうでの生活を大切にしてください。留学をすること、また、学年をやり直すことは、あなたの将来にとって価値のつけられないほど素晴らしいものになるだろう。もし少しでも海外で勉強してみたいと思う気持ちがあれば、行きましょう!

最後に。留学は英語でstudy abroadと言いますが、これは本当の意味では間違っている、と思う。正確にはlearning abroadだと思うのです。同じじゃん!と思う方も多いかもしれない。けど、私はこのように解釈する。
Studyは机に向かって紙と鉛筆と教科書でやるものだ。しかし、learn には全ての意味が含まれる。何を言っているんだこいつは?!と思わず、最後まで読んでほしい。Learn はいろいろなことに使えるのだ。例を挙げよう。

  1. Learn from the past.
  2. Learn how to adapt in the different culture, lifestyle, and so on.
  3. Learn how to communicate with people who have different concepts.
  4. Learn what the life is.

お分かりいただけただろうか?これらをstudy に置き換えることはできない。できたとしても、それは学問になるだろう。

自分はこういうことを学んできた(Learn)。向こうでは勉強、部活、遊びを“三立”し、とても楽しい時間を過ごしてきた。時間のバランスを考え楽しく充実した生活を、これから行く皆さんには送ってもらいたい。もしこの文章がこれから行く人、留学するか迷っている人の役に立てたら何よりだ。本当の最後に、みちのく奨学金に感謝したい。このような素晴らしい体験を与えてくれて本当に感謝しきれません。本当にありがとうございました。

2014年7月 アメリカ派遣
AFS60期生/ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学生 額賀紀行

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