留学レポート 1年間の学び、吸収、成長


2012年は私にとって一生忘れることのできない年になりました。
多くの様々な人、文化にふれ、かけがえのない思い出です。この留学を一言では言い表せませんが、正直大変でした。そして人の温かさ、自分自身について考えさせられた留学でした。様々な壁にぶち当たり、これを解決したら次にこれというように楽しくても、そのあと落ち込み、つらくて泣いたり、正直私の精神はこんなんで持つのだろうかとか考えたりもしました。ですが今ではすべてが思い出です。

私はホストチェンジを経験しました。初めは自分の環境を変えることにすごく恐怖心を抱いていましたが、今ではチェンジしてよかったなと思います。もちろんそのホストともうまくいかないときもあり、言い争いがよくありましたが、私の面倒をよく見てくれていたこともあり、そのおかげか私の英語力も以前より格段に上がったことを実感しています。
友人関係ではすごく苦労しました。私自身日本では友人関係に困ったことはなく、初めはどうしていいかわかりませんでした。でも何事においても自分から行動することが大切だと学んだ私はなるべく積極的に行動することを心がけました。それでもうまくいかないことももちろんあり、つらくて泣いたり、もう駄目だと思ったりもしました。
でもそれでも諦めたくなかったし、自分のなかでホストファザーが言っていた”Don’t worry be happy”という言葉を繰り返し、どこがいいのか悪いのか、どうしたらいいのか自問自答してみたり、どんな状況でも感謝の言葉を忘れないようにしました。
大変なことがあれば楽しいこともあり、人の温かさには感動しました。特に親には感謝してもしきれません。かけがえのない仲間もできました。AFSerとはお互いに励ましあい、笑って、同じ境遇を体験したからこそすごく親しくなれた気がします。

オーストラリアは広くて、のんびりしたところだよと聞いていましたがこんなにもゆったりしているのには驚きました。海がとてもきれいなので夏になると暇があればビーチに繰り出し、時間がすごくゆっくり流れていたことを覚えています。私も約10か月間その生活に慣れ親しんだせいか、忙しい日本になかなかついていけない自分がいます。
また帰国した時も、物事を広い視点で考えられるようになったのか日本の小ささに、考えの違いに戸惑ったり、あれだけ苦労したオーストラリアでの生活を恋しく思ったり、“どうしてなのだろう”というような疑問が堪えません。でもそれだけ自分が1年間でたくさん学び、吸収し、成長したということかもしれません。
日本の高校は受験一色で、現実に引き戻された気分ですが私は学年を1つ降りて、2年生として高校生活を送っています。今年受験生になりますが、私にとっては昨年1年間何も知らない土地で頑張ったのだから、今年1年くらいは何とかなると思います。

たくさんの人、考えに触れたおかげで、得たものは大きかったように感じます。今思えばAFSに出会い、留学するなんて、自分も驚いていますが、運命だったのかもしれません。これからもそういう機会を大切にし、自分の糧にしていきたいです。


2013年1月 オーストラリア派遣
AFS59期生/AFS地域奨学生(福井県) 石森華奈子

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