世界で出会ったAFS(12) ~アルゼンチンPart3~

2008/9/15 - Reported;

AFSボランティアのVickyさん

 アルゼンチンのエル・ボルソンでお世話になったAFSリエゾンパーソンのVickyさんは私の理想としている“女性としての生き方”をまっとうしている方でした。妻として母親として家族を支え、そして国の森林保護対策委員の研究者として社会に貢献、さらにAFS地域ボランティアのまとめ役として国際交流にも積極的に関わるスーパーレディーです。

アルゼンチン料理のひとつ、ミラネッサ。
日本のカツレツに似ています。
油で揚げるのではなく、オーブンで焼くので、ヘルシーですね(Vickyさん宅で)


彼女は「いつも忙しくしているのが好きなのよ」と笑って話していますが、実際にこなすのは至難の業だと思います。こんな魅力的な女性だからこそ、まわりの人も彼女に魅了されるのでしょう。彼女のまわりにはいつも人が集まってきます。毎週土曜日に開催される町のバザーもVickyさんを中心に女性ボランティアが数多く活躍し、慈善活動を盛り上げています。

アルゼンチンのエコ事情

アルゼンチンでも環境保護、エコロジー、食料の安全性は大きな関心事です。サイエンティストのVickyさんは、庭の木の実や、草花を材料にした手作りジャムをつくっています。倉庫の中に、数十個もの瓶詰めジャムが貯蔵されているのには感動しました。自分の庭からとれた食材でジャムをつくるなんて、素敵ですよね。毎朝Vickyさんのお手製ジャムが5種類ほどでてきて、どれをつけて食べようか、嬉しい悩みの毎日でした。

Vickyさんお手製のジャム。
庭の木の実や花、ローズヒップやベリーなど、なんでもジャムの材料にできるそうです


 また今回ご家庭に滞在させてもらって「あ、これはいいな」と感じるものがありました。 マヨネーズやマスタードなどのパッケージです。日本でいうシャンプー等の詰め替え用のようになっています。口はキャップでしっかり閉まるので、保存には問題ありません。これだとゴミも少なくなりますし、日本のパッケージのように頑丈なものを作らなくて済みます。
日本の包装は過剰だな、と思った瞬間でした。アルゼンチンでもいかにゴミを少なくするか、資源を大事にするか、が大きな関心事となっています(でもゴミの分別はされてないのですが…)。世界に出てみて改めて日本の素晴らしさ、そして逆に見習うべきものを数多く見ることができました。

アルゼンチンのマヨネーズやマスタード。
プラスティックの容器より、このほうが環境に優しいですよね。
冷蔵庫の中も場所をとらないそうです


 さて、いよいよ次回は最後の訪問国、ペルーです。アルベルト・フジモリ元大統領が1990年から約10年間政権を握ったことで日本でも馴染みのある国ですが、96年に首都リマで発生した在ペルー日本大使公邸占拠事件以降はなんとなく両国の間に溝ができてしまったような印象があります。その後10年以上が経った今の状況をお知らせします。