どさんこ奨学金報告会


9月25日(日)2名の派遣内定生、1名の帰国生、1名の留学生、計4名の高校生と関係者を集めて、初めての「どさんこ奨学金報告会」を開催しました。
どさんこ奨学金は、1人でも多くの北海道の生徒に異文化体験の機会を与え、また海外からの生徒を北海道に受入れて地域の国際交流体験を豊かにできるようにと2006年に設立されました。設立と同時に募金が開始され、今日までに、11名の高校生を日本から海外へ派遣し(2012年派遣予定者3名を含む)、2名の留学生を北海道各地で受け入れてきました。北海道の企業ならびに北海道に関係する個人の皆様からのご支援によって多くの若者が素晴らしい異文化体験をしています。髙田祐三事務局長からは、「継続は力なり」ということで、今後も様々な形でどさんこ奨学金を広めていけるよう、奨学生の皆さんには北海道、そしてAFSの語り部となって頂きたいという挨拶がありました。

古里奈穂子さん(2012年コスタリカ派遣予定) どさんこ奨学生 第5期

自分は日本の代表として留学するということ、奨学生として多くの人からの期待をかけられていることを実感している。北海道は自然が多い事が魅力であり、留学先のコスタリカも環境先進国で有名なので多くの事を体験して、帰国後は環境面で北海道のために役立つことをしていきたいと力強く語ってくれました。


浅田太郎くん(2012年メキシコ派遣予定) どさんこ奨学生 第5期

日本とは異なる場所に行き、異なる人、生活、文化に触れ、様々な経験をした後に帰国後は自分の経験を基に世界と北海道と日本をつなぐ役割を担っていきたいと希望にみち溢れた話をしてくれました。


Park Sang-Hyunくん(2011年韓国からの留学生) どさんこ奨学生 受入第2期

3月に起きた東日本大震災の影響で来日が8月に延期になってしまったが、憧れの日本に来ることができてとても嬉しいこと、良いホストファミリー、良い友達がたくさんできたこと、吹奏楽部での練習を頑張っていることを日本語で一生懸命話してくれました。韓国帰国後は、日本での出来事、北海道の素晴らしさ、どさんこ奨学金へ是非挑戦するよう友達に話していくことを語ってくれました。


山岸芽衣さん(2010年アメリカ帰国生 どさんこ奨学生 第3期

幼少から憧れていた留学を実現するきっかけをずっと探していたが、どさんこ奨学金のおかげで留学を実現でき、とても素晴らしい体験をすることができました。アメリカ滞在中は楽しい事ばかりではなかったけれど、多くの人に助けられ、特に3月11日の震災後は、人種関係なく学校、地域の人が募金や千羽鶴を折るプロジェクトを立ち上げてくれたりして、英語を学ぶことも大事だがそれ以上に心から心配して何か支援しようとしてくれる気持ちがとても嬉しく心に残った。素晴らしい1年間を送ることができ今は受験生として留学中に芽生えた目標に向かって日々勉強をしているが、目標を見つけることができたのも、どさんこ奨学金で留学をすることができたおかげという感謝の言葉で締めくくってくれました。


スピーチをした4名全員が、自分たちが留学できるように支援してくださった「どさんこ奨学金」支援者の方に感謝の気持ちをそれぞれの言葉で伝えていました。質疑応答の時間には、Parkさんに対して、日本来日前にどれくらい日本語を勉強したかという質問がされ、3年間勉強したという回答に対して、どうやったらそんなに日本語が上手になるのだろうかと出席者から感嘆の声が上がっていました。
「国の代表として意識しているか」という質問には、4名全員が意識を持って留学をしている、留学しようと考えていることが分かりました。特に、報告会の最後には、秋葉忠利理事長より、どさんこ奨学金報告会出席者への感謝を述べた後、北海道は全国的に見ても国際化が進んでいる地域であるので、若い人にもっと留学してもらうためにもAFSとして「どさんこ奨学金」の継続と認知度向上に努めたいということ、また4名の高校生にはこの素晴らしい留学体験はこれからの人生に生きた経験となるはずなので、これからの活躍を楽しみにしていますという励ましのメッセージが送られました。

今回、初めて「どさんこ奨学金報告会」を企画しましたが、奨学生の思いを直接聞ける良い機会となりました。これからも1人でも多くの若者に異文化体験の機会となるよう「どさんこ奨学金」継続に向け活動してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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